どうも自由人のべっちです。
投資について質問をよく受けるんですが、それ以前に必ずやっておいてほしいことがあります。
ここができてやっとスタートラインです。
それまでは投資の原理原則を学びながら、地道に貯金しましょう。
なぜ3ヶ月分かというと、会社員の失業保険の支給までに3ヶ月はかかるから。
最低限ここを乗り越えるくらいの余裕がなければ、投資なんてしないのがベターです。
フリーランスの方であれば、1年分くらいの生活費を貯めておくと無難です。
貯金の仕方については、こちらの記事でくわしく説明しています。
では、生活費を現金で貯金しておくべき理由を解説していきます。
売るべきでない時に売ってしまう
貯金が少ないと、株を切り崩して現金化する必要が出てきます。
これがサイアクのパターンで、明らかに売るべきタイミングじゃない時に売るハメになります。
生活費の3ヶ月分の現金があれば、冠婚葬祭や不慮のトラブルでの出費も平気でしょう。
とにかく何があっても最低3ヶ月分の生活費を現金で持っておく。
これだけは覚えておいてください。
ホールドすべき時に手放すとソンする
株式投資をしていると、かならず損失が出るタイミングがあります。
この含み損の状態は基本的に笑ってやり過ごすのがよかったりします。
成長株投資なら-30%とかになっても気にしないくらいのマインドが必要です。
いずれ上昇することを見込んで投資するので、一時期のマイナスは気にしてはいけません。
ただそんな時に、現金が足りなくなればどうなるでしょうか…
そう、株を切り崩すしかないんです。そうなれば、損失になっていまいますよね。
こんな状況で売ってしまうのは、サイアクです。
Twitterで見かけるインデックス損切りおじさんとか、もう悲惨ですよね。
また、いいカンジに上がってきているタイミングで現金が足りない時もストレスですね。
今後もっと上がるというタイミングで売れば、利益のとりこぼしになります。
それどころか、上がってしまったら買い戻しもしにくいので、損している時よりも悲惨かも知れません。
ぼくのやらかしケース
なんでここまで言うのか…
そう、ぼく自身の体験談で、こういったソンを何度か経験しているからです。
ポートフォリオで言うと、現金はほとんどゼロで、成長株への投資に全振りしていました。
元来貯金がニガテということもあいまって、本当に現金の余裕がありませんでした。
そんな時に限って、地元の友達の結婚が連発したり、ちょっとヤボ用で現金が必要だったり…
で、上がり相場で何度か売ってしまってました…
あの時売らずにおいておけば…かなり大きな差があったように思います。
特に株の調子が良かったからこそ、気が大きくなって現金のこと考えてなかったんですよね。
結果的にプラスにはなってるけど、ちゃんと現金で貯金しておけばとかなり後悔しています。
まずは生活費3ヶ月分の現金を貯金しましょう
なるべくリスクを小さくしておくのは、株式投資において超絶重要です。
気持ち的にも、まだ売らなくてもなんとかなるという余裕を持てます。
株式投資において感情との付き合い方は、方法論よりも大事かも知れません。
というワケで、どんな状況であれ、とにかく生活費の3ヶ月分を現金で用意してから投資をはじめましょう。
貯金の仕方や、おすすめの証券口座についても解説しているので、よければ合わせてご覧ください。